本わさびの抗酸化効果 学会発表((公社)日本薬学会)

(公社)日本薬学会 第136年会にて「本わさびの抗酸化効果」をポスター発表を致しました。


学会概要

【学 会】 (公社)日本薬学会 第136年会

【日 時】 2016年3月26日-29日

【会 場】 パシフィコ横浜

【主 催】 公益社団法人 日本薬学会



発表概要

【題 目】 ワサビ成分6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネートの抗酸化能とレスベラトロールとの相乗効果

【概 要】 ワサビ成分6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネート(6-MSITC)に、好中球からの活性酸素産生を抑制する効果があることが知られている。
今回、6-MSITCの活性酸素産生阻害活性(IC50)は28.9μM、NADH消費は0.8、4、20μMで有意に抑えられたのに対し、6-MSITCは263μMを超える濃度でスーパーオキシドラジカルを消去しなかったことから、6-MSITCによる抗酸化メカニズムは、NADPHオキシダーゼ阻害に起因することが考えられた。また、6-MSITCは、レスベラトロール、コエンザイムQ10、アスコルビン酸よりも強い活性酸素産生抑制効果を示し、6-MSITCとレスベラトロールとに相乗効果も見られた。

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